かわいそうなルナ! あなたもわたしも消えない
わたしはあなたを見ているのよ
しかし
わたしの目に映るあなたの像も
あなたに触れた感触も
わたし自身が生み出した退屈な数字の羅列でしかないのだとしたら
わたしはあなたに「みつけた」と言えるのかしら
神様がすぐそこにいて、
こっちを見ていることは確かだけど